だいたいのことは「囚人のジレンマ」だ・その2
囚人のジレンマについて、おさらい。
自白か? 黙秘か?
共犯者を裏切って自白するか?
相手も自白すると最悪の結果に。
しかし、自分だけが黙秘した場合には、ひとり罪を背負うことに。
これと同じ形式で、「殉教者のジレンマ」というものがあります。
何かの信者(異教徒ってこと?)がふたり捕まって、自白を強要される。
殉教者は、自分の利益より相手の利益を優先するので、
結果として、二人とも助かることになる。
別のパターンでは、「軍縮のジレンマ」が。
対立関係にあるA国、B国。
軍事費を縮小すれば、経済が活性化され、国が潤う。
しかし、攻め込まれる危険性が高まる。
このケースは、軍拡競争をすることがもっとも不利益。
歴史的に見て、軍縮した方が強国になっているようです。
ジレンマでくすぶるよりは、と英雄が解決するパターンもあります。
ライバル関係のあるC社とD社。
C社がやや規模が大きい。
C社がリードして、D社を説得。
やがてあらわれる第三の敵に対応する。
この場合は、C社が英雄として、D社を動かした形式になっていますが、
D社からすると、「ただ乗り」です。
手間をかけ、資金を使ったのはC社でしょう。
しぶしぶ説得を受けて、しかなく了承した形式であれば、
ただ乗りでD社の作戦勝ちかもしれませんね。
世の中のすべてを「メリット」「デメリット」で考えるなら、
その人は常にジレンマと戦うことになるでしょう。
一人勝ち、という状況は、そうそうありません。
たとえば、友人と会う場合。
家で待つか、相手の家に行くか。
出かけるデメリットを考えると、待つ戦略が賢いように思えますが、
両者とも待つ戦略なら、ずっと会えない=目的を果たせないことになります。
友人を食事に誘うのも同様。
どちらが先に言い出すか。
切り出す心理的ストレスをデメリットを感じるかどうか?
どの選択肢も得には思えない状況。
必勝法があります。
それは、また次回に。
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