2009/2/7 土曜日

マックスコーヒーの恐ろしいマーケティング

               カテゴリ: ウェブ制作 — waka @

マックスコーヒーのマーケティング戦略、
よくよくうがった目で見ると、恐ろしいほど素晴らしいです。

max03.jpg

マックスコーヒーは、
千葉県、茨城県を中心に販売されている、
ちょっとヘンな缶コーヒーなんですが……。

マックスコーヒー

「木更津キャッツアイ」その他の影響で、
わずかなながら、全国的な知名度を得ているようですね。

東京の東、下町出身の若草は、
小さい頃から目にしていました。
まあ、マズいので、買いませんでしたけど。
 
 
 
 
  
地方出身、弱小メーカー出身のマックスコーヒーが、
33年目にして、ついにオフィシャルサイトを!

MAX COFFEE 公式サイト
 
 
 
缶コーヒーは、微糖、無糖、糖類ゼロじゃやないと売れない、
と言われる時代にあって、あえて、甘さ強め。

 

あえての甘過ぎ。
 
あえてのストロングスイート。

 
 
 
 

この戦略は、マーケティングの基本でもある、
反対戦略の一例だと思われます。

市場全体が一方向に流れている時(微糖ブーム)、
後発参入でその流れに乗るよりも
反対の戦略(超加糖)をとると、
良い結果が得られる、という戦略です。

あえて、逆に行け!

 
マネは、マネ程度の効果しか期待できないぞ!


 

ってことです。
 
 
 

反対戦略は、効果が期待できるけど、
リスクをともなう手法です。

ほとんどの場合、選択されません。

コカ・コーラは、トップメーカーだからできたのか?

バリエーションのひとつとしての超加糖なのか?

マックスコーヒーのオフィシャルサイトに、
その歴史が詳しく紹介されています。

かつて、缶コーヒーを持っていなかったコカ・コーラは、
30年前に自動販売機で苦戦したらしいです。

「缶コーヒーがないなら、販売機を撤去する」と言われ、
慌てて、千葉・茨城エリアで開発されたのが、マックスコーヒー。

この一件は、その後の「日本コカ・コーラ」の戦略にどう影響したのか?

推測の域をを出ませんが、
「缶飲料は、販売機の数がすべてである!」という結論に達したのでは?

その後、コカ・コーラは、「ジョージア」という缶コーヒーを開発、販売します。

後発のコーヒー素人が作ったコーヒーは、
UCCやポッカ、ダイドーに比べ、低い評価を受けていましたが、
知らず知らず売上を伸ばします。

マズくたって、キライだって、
コカ・コーラの販売機しかないんだから。

そこにあるのは、この世でもっともキライなジョージアだけなんだからさ。

販売機戦略、
いわゆる「戦いは数だよ、アニキ!」です。

味とか値段とか、関係ないんです。

このジョージア地獄大作戦により、
結局は、コーヒー知らずの素人の作った缶コーヒーが、
日本でもっとも売れる(=人気のある)コーヒーになりました。

その後、キリン、アサヒ、サントリーと、
ビール系も本格参入して、
缶コーヒー市場は激戦が続いています。

かつて、「缶コーヒーは、オヤジの飲み物」と言われましたが、
どんどん市場を拡大、若者や女性も巻き込んでいる現状です。

その中にあって、
こっそりと存在し続けるマックスコーヒー。

max_coffee02.jpg

缶コーヒー市場を修羅場にさせた張本人は、
その嵐の中で、何にも動じずに笑い続けています。

ね?







あ、翻訳センターが本業だから

               カテゴリ: たわごと — waka @

DHC – Wikipedia

「DHC」とは「大学翻訳センター(Daigaku Honyaku Center)」のことであり、
今なお翻訳会社としても有数の規模を誇っている。

ちなみに、ダイエー・ホールディングス・カンパニーの略称もDHCだが、全くの無関係。







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